【お受験】親の心得・子供にこれさせよ!
武者小路カオリです。
先日、上七軒歌舞練場にて開催される寿会に行ってきまして、ますます京都のはんなりさに惹かれ、自分自身も一京都人として言葉使いや知識を深めていかなくては。。。と考え直しました。
寿会 | 上七軒歌舞会【公式】
さてさて、私学の小学校に通う長男も2学期に入り順調に学校生活を送れています。
ただ、比較的近いといえども交通機関を使って通学している彼にとっては大変なところもあるようです。
まだまだ一年生なので、遊びがメイン。最近の悩みは、なかなか学校から帰って来ないことです。放課後、友達と遊んでしまって時間を忘れてしまい気付けば最終下校時間。という毎日。
図書館に残って本を読んだり、音楽室で先生にピアノを軽く教えてもらったりと素敵極まりない放課後を過ごすこともあるようで、お母さんとしてはニコニコ笑顔で頷いてしまいます。
楽しんでるから良し!とするべきなのですが、彼は習い事として算盤教室にこの夏から通い始めていて帰宅したらすぐに行かなくては行けないのです。
朝の見送りのとき、
「今日は算盤があるよ、終わりの会が終わったらすぐ帰るんやで」
「うん、わかったぁ~!」
「ほんま頼むで!!」
「うん、わかったぁ~!」
そして、その日16時からの算盤教室があるにもかかわらず16時半に帰宅し、自宅で仕事する夫がこっぴどく怒った、というLINEが毎週届くのが近頃の私の日常となっています。
何回も怒られて終いには可哀想になってきます…
一年生のうちは、言うことが聞けないことを諦めるべきなのか、それとも厳しくするべきなのか。悩みますが、このブログを落ち着いて書いてみると、厳し過ぎない方が自然と長男がいつ何をしないといけないのかを、わかってくれそうな気がしてきました。
私は、いつも自分を戒めていますが、結局「鬼ですか?」くらいのドス声で怒り散らかしてしまいます。
穏やかな京都人になりたいな。。。
(スピッツの“優しくなりたいな”を聴きながら…)
◇長男がやらなくてはいけないことは、
・学校の宿題(ちょい多目…)
・算盤にいくこと
・算盤の宿題
で、これさえやれば君は自由なんだ~!!と常に言い聞かし、松岡修造の様に長男を励ましおだててやる気にさせ頑張らせますが、なかなか私も人間ですから、プッツンきてしまいます。
私がやらなくてはいけないことは山積みだからですね、これはひとえに。
・ごはんの準備
・長男と次男(2歳)にご飯食べさせる
・片付け
・シャワー
・寝かしつけ
・携帯触る(あ、これやめとこ笑)
何せ自分のやりたい事が出来ない子育て世代真っ只中ですから、割り切って子供達に向き合うのが良いと思って来ました。
今長男は7歳。
あと5年で、10日間の修学旅行(外国)に。
あと6年で、中学生に。部活とか一生懸命して帰って来なくなり始めるんだろなー。
あと9年で、高校生に。もっと好きな事見つけて自分で何かし始めるのかな。(海外留学もして欲しいな。)
こうやって考えて行くと、やはりいくら言うこと聞かなくてムカついても今を大事にしないとな、と思い改められます。
そこで、小学校受験を目指している保護者の方々に向けて自分の経験を元に段階を追って、
その年齢で準備する事をまとめてみましたので参考になれば幸いです。
年中時するべき事
〈子供〉
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志望校見学
学校HPでメールニュースなど登録するシステムがあったりします、志望校のホームページは良く確認する事をオススメします。
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この学校に行きたいかを確認
この時、子供目線で行きたいかを確認する事が大事です。
例えば、「このグランドで走れるけど、どう?」「お勉強する時、この小川で生き物捕まえたりするんだよ、やってみたい?」
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マインドコントロール
e.g.) あなたは、この学校に再来年から行くんだよ。楽しみだね、◯◯やってみようね!
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絵本読み
絵本読み聞かせは、基本です。幼稚園から毎月もらってくる絵本で全然間に合います。子供は、同じ絵本を何回読んでも楽しめるので、保護者が登場人物になりきって声色なんかを変えて読むととても子供の印象に残り、覚える力が身についていますよ。
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自然と戯れる
子供らしく育てる事に重点を置きました。基本受験勉強はさせずに子供らしい発想を出来る環境作りを心掛けていました。
〈親〉
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我が子について考察
客観的に我が子を見て、良い点をどんな小さな事でも挙げていってその部分を伸ばしていきました。
欠点は、“欠点”と表現せずに“課題”や“チャレンジ”する所の様な前向きな考え方にします。
子供はまだ良し悪しわかりませんしね☺︎
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我が子の将来を考える
先でも述べましたが、小学校受験は通過点として考えてみて下さい。
小6で何をさせたいか、中学生で?高校生では?と考えると、そうなる為にはこの小学校が良いなどが見えてくると思います。
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マインドセットする
我が家はお受験をする!!と保護者のマインドセットが大事になってきます。受験しない家庭と距離を置くと言う事ではなく、頭を受験モードにしその為にどう行動するかを設定する為です。
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子育てを見直す
〈おすすめの読本〉
- 作者: ドロシー・ローノルト,レイチャルハリス,Dorothy Law Nolte,Rachel Harris,石井千春
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この本を読み、子育てのみならず親としての自分を客観的に見て、反省し次にステップアップする事も出来ました。
年長になったら…
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そろそろ受験勉強を始める
おすすめの勉強法はこちらの記事に→ 【お受験】塾なし小学校受験成功のおすすめテキスト - Let’s enjoy ワーママスタイル✈︎✈︎✈︎
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授業体験
できるだけ参加して名前を覚えてもらうことも可能かもしれません。学校側に名前などの情報は残るので積極的に訪問して、本気度など認められる良い機会になります。
我が家は、年中から合計3回体験や訪問に参加出来ました。
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学校の教育方針と保護者の教育方針を見つめなおす
やはり、ここは年長まで育って来た子供と子育ての兼ね合い、これから預ける事になるであろう志望校の教育方針はマッチしているのか考える必要があります。ここをマッチさせる事は後にやってくる親子面接でも役立ちますし、入学後の保護者同士の接し方も楽になります。
教育について同じ様な考え方を持つ人が殆どという環境になります!
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小学校に入学したわが子を想像する
この点も大事です。言わずもがな、受験して合格して入学した事を想像しますよね。
ワクワクしますよね?!そのワクワク感を活かして受験勉強をして下さい。
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周りに言う
これは、誰もがリスキーと感じますよね。
私もそうでしたが、周りに公言する事は追い込む事の様でそうでもないです。
同じ考え方の仲間が増えたりするものです。
「受験させるよ、◯◯小学校」
の言葉から、
「あらそうなの?実はうちも勉強していて…」
となり、意外にもシビアな感じでもないです。
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子供にお手伝いをさせる
お手伝いする事もお勉強です。常識の問題を解く事に繋がってきます。
我が子は、私のコーヒー豆を挽いてくれていました。この事から、
・回す為に土台をしっかり持たないとハンドルが回らない。
・丸い豆が、粉になって下に溜まる。
という大人にとっては普通だけど子供にとっては発見で面白い!と思える体験を出来るだけさせる様にしました。
もう一つは、“卵割り”。
・適当な力でヒビを入れて、
・これまた適当な力で割り、
・殻を入れない様にする。
という様な日常茶飯事な事を子供に発見させていました。
こんな事で、受験勉強に繋がるならやらさない訳にはいかないですよね!
子供に、
「できた!!よし、次もやりたい!!」
という気持ちにさせられるかが受験成功への道だったなぁ、と一年経った今振り返っています。