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◇このブログでは、女として、母として、会社員として、ワーママとして、主婦として、夫を支える嫁として、大人として、など色んな視点で物事を見ようとして見れる様になった私の成功体験や、失敗談など綴って行き、世の悩める女性の応援をしていくのを目的としています。女性のみならず、営業として経験も書きますので新人営業、これから就職して営業になりたい人、外資系企業を目指す人に向けてヒントなどをお伝えしたいと思っています。

テレビなしの育児法が素晴らしい理由

お花がどんどん散って行って、肝心の入学式で桜が残っているのか少々心配な武者小路カオリです。


前回のブログ塾なし小学校受験成功のおすすめテキスト - mushanokojikaoriの日記で絵本を読み聞かせることの大切さに触れました。
幼児期の絵本読みは本当に成長に重要な役割を持っています。

その前にそもそもの話をしますが、我が家にはテレビがありません。

理由はいくつかあります。

  • テレビに面白さを感じなくなった

広告が多かったり、やらせがほとんどであることに気がついた

  • 掃除が面倒だから

テレビのためにテレビボードを購入して置いていましたが、場所をとる上に埃が溜まって掃除が面倒だった

  • 子供の教育によくないから

NHKの教育番組とか広告もないので良さそうに思っていましたが、実際見させると結構な繰り返しで子供はボーっとそれを見るだけ、の状態が続いたのと、中毒になっていたので止めさせた


などが主な理由です。


特に朝の支度時に子供に見せるテレビは、子供をそっちに集中させることで親の手がかからないようになり、用事が済むようになるメカニズムである事に気がつきました。
それって親の怠慢…?

客観的にその状況を見直したら、テレビを絵本など文化的なものと置き換えればいいのでは?という考えに至りました。
これまでテレビが大好きでずっと見ていた子供にそんな突然絵本に切り替えさせるなんて…と、心配があるかと思います。
わが子で証明した様なもんですが、子供は適応能力が大人に比べて高いので、テレビの存在を早い段階で(2,3日~1週間ほどで)忘れ、時間があれば絵本を朝から読む子供になっていました。
年中時は絵本を眺めるだけ。時に読んでと膝に乗ってきます。(朝は時間がないので1冊だけね、と読み聞かせをしました)
年長になると音読し始めます。

テレビ離れする前にどれだけテレビに頼っていたかなどの個人差は確かにあると思います。もうしんどい、やっぱりテレビ見といて~では、子供の為にはなりません。
最初頑張れば、後々落ち着いた子供になります。電車やバスなどの公共交通機関スマホタブレットを持たせて落ち着かせる、なんてオチにならないのです。
わが子のためを思って根気強く子供にお付き合いしてあげる事が大事ですね。


わが子が自ら読書を選ぶようになったテレビなし生活の利点を述べていきます。

 

1. 子供が必然的に本好きになる


子供は、楽しい事を見つける天才ですよね。何もしていない事がなくて、常に遊んで夢中になっています。テレビも子供が喜ぶ内容になっているので夢中で見るのですが、動いているものって考えなくても目に飛び込んできます。それは、子供の思考を停止させるものでもあります。ぼーっとしてしまう子供になり兼ねません。確かにわが子もテレビがあった頃は、ぼーっとしていました。
テレビをなくしてからは、テレビがみたいみたいと要求してきていましたが、諦めて絵本に手をやる様に。それから、絵本に夢中です。一緒に絵本を読んだら、こんなところにこんな動物がいるんだよ、とか私の気がつかない事に気づいていたりと、脳を活性化させていました。絵本は動いていませんね。だからこそ、読む子供自ら何か変わった事はないかな?と脳をフル回転させて読むのです。だからこそ、実際に自然に出たら草むらでバッタを見付けるのが早くなったりもしました。間違い探しなども大好きです。テレビ、なくてもいいなぁ~と思われたあなた!お片づけのタイミングじゃないですか?

 

2. 字が早く読めるようになる


本を読めるようになってくる年中から年長時は、字に興味を持ち出すので伸び盛りです。音読のスピードが格段に変わりました。Youtubeなどで”小学校1年生”、”音読”などで検索して小1の子の音読スピードと比べてみてもその子より速かったりします。テレビなしの絵本効果は抜群です。

3. イマジネーションが豊かになる

絵本は子供だからこそ、すっと入り込めたりする内容が多いです。私も長男が借りてきた絵本を読んで、何でこうなるのか?全く理解不能な内容の物が多い事を知りました。大人になったからこそ、こんなのありえないとかこれはありえるか。など考え絵本の世界にはなかなか入りきれないものです。

4. 子供らしく成長する

自然に触れたい気持ちが強く、虫取りが大好きなわが子。自分で触ったり捕まえてみたりしないと気が済まず、幼稚園では虫取り名人の称号が与えられていました。虫が触れない子供も多い中、自分がとって触れない子に見せてあげたりしていました。

5. 家族のコミュニケーションが増える

テレビを見ない代わりに家族での会話が常に飛び交う我が家。そのお陰で家族の絆も強くなって行きます。
自分達の意見を主張したり交換したり、現代に必要な事をしていると感じています。
レストランに行っても、料理が運ばれる間お母さん以外のメンバー(子供二人と父親)がゲームに集中している風景を見ました。悲しくなりました。
なぜ、家族でいるのに誰とも会話がないのか?

6. その他

結局、子供が落ち着くと親が楽になります。テレビなど画面を見て静かになるより、紙媒体で考えながら静かになる方が子供の将来のためになるのです。
必要なときに我慢できる子供にも成長してくれます。


前の項目でも書きましたが、電車でおとなしくしてもらう為に携帯やタブレットを持たせる親を見かけます。実は、そんな選択肢を持たなくても子供は電車の中ででも周りに迷惑をかけない楽しみ方を見付けられます。例えば、親と話すとか、一緒に窓の外を見て変わったこと、ものを見付けるゲームをするとか。
親の工夫次第なのです。
子供はやればできる天才なのです。そして、それを促してあげられるかは親の腕の見せ所、というわけです。